はじめに(インストールのアウトライン)
はじめに各種インストールするソフトウェアのアウトラインを説明します。
OnTimeサーバーの構成について
OnTime group Calendar for Microsoft(以下 OnTime for Microsoft もしくは OnTime)はApacheのTomcatというJavaアプリケーションサーバーとデータストアとしてMicrosoftのSQL Serverで構成されます。いずれも一つのWindowsサーバー上にも別々のWindowsサーバー上で稼働させることも可能です。一般的に同じサーバーで稼働させます。
Windowsサーバーの構築時の注意点
OnTimeを導入する際に必要となるライセンスのためのアクティベーションキーはWindowsサーバーをワークグループサーバーとして構築するかドメインメンバーサーバーとして構築するかによって必要とする情報が違います。予め決定する必要があります。自社でActiveDirectory環境を構築しておりそのメンバーとして構築する場合は通常はドメインメンバーサーバー、それ以外はワークグループサーバーとなります。
ワークグループサーバーの確認事項
ワークグループサーバーとして構築する際は以下の2点を注意してください。
- ワークグループ名は「WORKGROUP」「WORKGROUP01」の様な簡易な名称ではなく組織を特定できる命名をしてください。
- セキュリティの観点からそのワークグループに所属するサーバーはOnTimeサーバーだけにしてください。
アクティベーションキーについては以下のページを参照
SQLサーバーの構築時の注意点
Microsoft SQL Serverは無償提供されている SQL EXPRESS Edtionとそれ以外があります。
OnTimeを導入するに当たって2000-5000ユーザー程度までであればEXPRESS Edtionで十分です。
その場合、OnTimeからサイレントインストーラーを提供しています。
それ以上のユーザーを導入する場合は、有償のEdtionをご購入ください。
OnTimeのインストール
SQLサーバーの構築が完了すれば、Tomcatのインストールとなります。TomcatはOnTimeのダウンロードするプログラムに含まれています。
Exchangeとの接続設定ほか
インストールが完了したら、次はExchangeとの接続設定となります。