SQL Expressのインストール(約5000人以下)
約5000人以下であれば無償で使えるSQL Server Express Editionを利用できます。OnTimeからサイレントインストーラーも提供しています。
注意
インストール作業ではSQL Serverが作業をしたアカウントに特別な権限を付与しますので必ず今後も利用するアカウントで実施してください。ドメイン管理者もしくはワークグループサーバーの場合もローカル管理者でログインして実施してください。今後のアップグレードの際も同じアカウントで行います。
サイレントインストーラーのダウンロードと展開
SQL Expressを含むサイレントインストーラーは以下のリンクからダウンロードしてください。展開場所はログインしたユーザーに依存しないフォルダで行います。(例 E:\OnTime)
http://file.ontimesuite.com/SQLExpress
SQL Expressのインストール先を変更する方法
サイレントインストーラーはSQL Expressのインストールをデフォルトでは「C:\Program Files\Microsoft SQL Server」にインストールします。インストールするドライブやフォルダを変更する場合は以下の手順でコンフィギュレーションファイルの内容を修正してください。
展開したフォルダの中のscriptフォルダを開きます。ScriptフォルダにはSQL Serverをサイレントインストールできるように各種cmdファイル、sqlファイルが準備されています。
“ConfigurationFile.ini”ファイルをメモ帳などのテキストエディタで開きます。
インストール先がAzure VMの場合はデータディスクはE:ドライブ以降を推奨されていますのでインストール先を変更する場合はパラメーターが記載されているコンフィギュレーションファイルの内容を変更する必要があります。エディタの検索機能を使用して3つの“C:\”の箇所を“E:\”等のご希望のドライブに変更します。
OnTime用SQL Serverのインストール
展開したフォルダに移動します。画像では\OnTime (silent)-MS SQL Server 10.1です。
“sql_express_full_setup.cmd”を選択します。マウス右ボタンメニュー「管理者として実行」を選択します。
インストールの確認画面(UAC画面)が開きますので「はい」をクリックします。
スクリプトが実行されている画面が出てきますので閉じずにそのままお待ちください。インストールが完了しますとコマンドプロンプトは自動的に閉じますのでそのまま置いておきます。
インストールは通常5分から10分程度で完了します。