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クライアントシークレットの値の更新
クライアントシークレットとは昔で言うユーザー名に対するパスワードのような扱いと同じく長期間同じ情報であるのは推奨されていません。
よって、クライアントシークレットの値は期限があるので更新する必要があります。
この作業はクライアントシークレットの期限が来るまでに行ってください。
期限が来るとExchangeOnlineへの接続ができなくなります。
(期限が来てからでも、値を更新することで復旧します)
更新手順について
STEP
Azure Portalで新しいクライアントシークレットを作成します。
この時点で古いクライアントシークレットは残しておきます。
実際の手順は以下の記事を参照ください。
OnTime for Microsoft 管理者マニ…


Microsoft Entra IDで「アプリの登録」を行う | OnTime for Microsoft 管理者マニュアル
Microsoft Entra IDで「アプリの登録」を行う OnTimeサーバーとMicrosoftテナントのExchangeとの接続はMicrosoft Graph APIを利用して行います。常にOnTimeサーバーからMic…
STEP
OnTime管理センターで値を変更します。

ドメイン設定ページにて値を入れ替えます。
保存すると値を反映するために再起動を必要とします。
再起動することで新しいクライアントシークレットの値で接続を行います。
STEP
OnTimeを再起動します。
ダッシュボードでアプリケーションの停止/起動を行います。
古いクライアントシークレットの期限が来るまでに再起動を行ってください。
この時点で新しいクライアントシークレットの値で接続が開始されます。
OnTime for Microsoft 管理者マニ…


アプリケーションの停止と実行の手順 | OnTime for Microsoft 管理者マニュアル
アプリケーションの停止と実行 ドメイン設定やバックエンド設定を保存した場合に設定を反映するためにはOnTimeアプリケーションの再起動を要求されます。新規に作成したド…
以下のように「ドメイン接続状況」がグリーン表示されていることをご確認ください。

表示がレッドの場合は別の原因も考えられます。
その他の原因が見つからない場合はOnTimeのご購入先にお問い合わせください。
次に「メールボックス接続状況」がグリーンか確認ください。

レッドの場合は、手動で「ディレクトリ同期」「イベント同期」を実行してください。
手動で同期を行っても、表示がレッドの場合は別の原因も考えられます。
イエローの場合はドメイン接続に問題はございませんが、一部のメールボックスが別の理由で接続できていない可能性があります。
STEP
Azure Portalで古いクライアントシークレットを削除できます。
すでに新しいクライアントシークレットで接続されていますので古いクライアントシークレットは削除できます。
