ドメイン設定の手順について
ドメイン設定ではOnTimeと接続するExchange OnlineまたはオンプレのExchangeサーバーを設定します。
OnTimeは複数のテナント(Exchangeドメイン)と接続することも可能です。
接続するテナント毎にドメイン設定を行います。
OnTimeサーバーの設置やドメインは同じMicrosoft365のテナントやADメンバー等の必須条件はありません。
Microsoft365テナントと接続する場合の準備
Microsoft Entra ID(旧Azure AD)でMicrosoft Graph等API接続用に「アプリの登録」を設定します。

予定表データの同期方法は3種類
| API方式 | 方法 | 証明書 | ポートオープン | エンジン | 注意事項 |
| EWS API | オンプレ時代からの方式。Microssoftからの変更通知をhttpsのResponseとしてして取得。 | Microsoft側が準備しているサーバー証明書のURLにhttps接続。 | 必要なし | 内蔵 | 2027年4月にMicrosoftクラウドではEWSを廃止予定。 オンプレExchangeは継続して利用できます。 |
| Graph API | Graphに実装された通知方式。Microsoftからの変更通知をWebhookの仕組みを利用してhttpsの特定ポートで取得。 | OnTime側がサーバー証明書を準備。設定でMicrosoftにhttps接続用URLを指示。 | クライアント向けの80/443とは別に9010(変更可)ポートをMicrosoft向けにオープン | 内蔵 | Ver.6.4.xから利用可能。 |
| OnTime同期ハブ | Ver.6.3.xから利用可能。 約3-5万メールボックスなど大規模な場合はOnTimeとは別サーバーに実装可能。 |
Graphによる予定表データの同期には2つの選択肢
2027年4月にはGraph方式だけになります
Microsoftによると2026年10月1日よりExchangeの予定表イベントのストリーミング通知にはGraphによる接続のみとアナウンス(2025年10月現在)されています。
現在はEWS方式を選択してご利用いただいても全く問題ございません。2026年12月ごろにはGraph方式の検証を進めてください。
追補)
2026年2月6日に、設定によりEWSを2027年4月まで延長利用可能とのアナウンスがありました。詳細はこちらのリンクを参照ください。
https://techcommunity.microsoft.com/blog/exchange/exchange-online-ews-your-time-is-almost-up/4492361
内蔵のGraph API方式を利用
Ver.6.4.xより従来のEWS方式と同じくGraph方式もOnTimeサーバーに内蔵されます。2万ライセンス程度であれば別マシンにOnTime同期ハブをインストールせず、Webhook用のポート開放だけでご利用いただけます。
OnTimeサーバーで外部に9010(変更可)ポート開放ができない場合は、DMZ等にOnTime同期ハブを実装して中継させてください。
高速同期エンジン「OnTime同期ハブ」を利用
OnTimeはVer.6.3.xよりGraphによる最新のイベント同期エンジン「OnTime同期ハブ」も準備しています。ご利用になるには以下の手順もご確認ください。
オンプレミスExchange Serverと接続する場合はEWS方式を利用
これからもEWS方式を利用します。事前に必要とする作業自体は多くはありません。情報としてサーバーのホスト名、ImpersonationUserの情報を準備してください。詳細は以下のリンクを参照ください。
続いてOnTime管理センターで設定作業です
OnTime管理センターのドメイン設定ページでは接続するテナントとの各種設定をおこないます。
- 接続及び認証方法
- 同期するメンバーのソース情報
- 属性項目のマッピング
- その他
以下のページからドメイン設定一覧画面の説明を参照ください。
