EWS APIの簡単な歴史のおさらい
2007年、SOAP/XMLをベースとしたWebサービスとして提供開始
EWS(Exchange Web Services)は、Microsoft Exchange Server 2007で初めて導入されたAPIです。SOAP/XMLをベースとしたWebサービスとして設計され、メール、予定表、連絡先、タスクなどのExchangeデータをアプリケーションから操作できるようになりました。
従来のMAPIやWebDAVに代わるオフィシャルな統合連携手法として位置づけられ、オンプレミス環境からスタートしました。
2010年、Exchange OnlineもEWS APIを提供開始
2010年頃からOffice 365(当時)でも EWS が利用可能となり、オンプレミスとクラウド双方の統合APIとして普及してきました。
そして、2015年頃、クラウド時代に対応するため、Microsoftはより軽量でRESTベースのMicrosoft Graph APIを発表し、拡張していきます。Microsoft Graph APIはREST/JSON ベースの新世代APIとして、将来的な主軸が EWS から Graph へ移行する方針が示されました。
現在のEWS方式はExchange OnlineとオンプレExchangeの両方に対応
2026年2月時点で、クラウドではEWS APIが2027年4月に廃止されることがアナウンスされています。
しかし、オンプレミスExchangeではこれからもEWS APIを継続して利用できるとアナウンスされています。
Exchange Onlineを利用する場合の設定
ドメイン設定の以下の2カ所の設定を確認します。
接続先Exchangeで「Microsoft 365」が選択します。

高度な設定でカレンダーイベント同期方法が「従来のEWSを使用」が選択します。

Microsoft 365のExchange Onlineを利用する場合は上記の設定となります。
以下のページも確認下さい。

オンプレExchangeを利用する場合の設定
接続先Exchangeで「オンプレ Exchange」が選択します。
すると「オンプレ Exchange」タブがオンプレ用に切り替わります。
各項目をご利用予定のExchange環境に合わせて設定して下さい。

Impersonation Userについては以下のFAQも参照ください。
